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葬儀のマナー

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葬儀のマナーの知識

以下は、葬儀および葬儀後の法要に関するマナーを、わかりやすく網羅的にまとめたものです。通夜、葬儀・告別式、火葬、法要(特に仏教、神道、キリスト教、無宗教の宗派ごとの違い)を一つの流れとして整理し、準備、服装、香典、振る舞いなどを簡潔に解説します。日本の一般的な慣習を基に、地域や宗派による違いも考慮します。


1. 葬儀全体の流れと基本マナー

葬儀は故人を偲び、遺族が別れを告げる儀式で、主に以下の流れで進行します。

  • 通夜:亡魂を慰める儀式(通常、亡くなった翌日夜)。
  • 葬儀・告別式:宗教的な儀式とお別れの場(通夜の翌日)。
  • 火葬:遺体を火葬場で荼毘に付す。
  • 法要:初七日、四十九日、一周忌など、故人の冥福を祈る儀式。

基本原則

  • 故人への敬意と遺族への配慮を最優先。
  • 宗派や地域の慣習を事前に確認。
  • 静粛で落ち着いた態度を保つ。

2. 参列前の準備

大切な方がお亡くなりになったという知らせを急に聞いても戸惑わないように。ここでは訃報を聞いた際の対応について解説いたします。

(1) 訃報を受けたとき

  • 対応
    • 電話や直接で「心よりお悔やみ申し上げます」と簡潔に伝える。
    • 通夜や葬儀の日時、場所、宗派を遺族や葬儀社に確認。
    • 参列の可否を判断(親族、親しい友人、職場関係など)。
  • 注意
    • 死因などプライバシーを詮索しない。
    • 参列できない場合は弔電や香典を郵送(後述)。

(2) 服装

お葬式にはどのような格好で行くべきなの? と、今さら人には聞けなくてたくさんの方が不安な思いをしているのではないでしょうか。ここでは、服装について解説していきます。

  • 通夜・葬儀(仏教、神道、キリスト教共通)
    • 男性:ブラックスーツ、白ワイシャツ、黒ネクタイ(光沢なし)。黒靴、黒靴下、シンプルな黒ベルト。
    • 女性:黒ワンピース/アンサンブル/スーツ(膝下丈)。黒ストッキング、黒パンプス(低ヒール)。アクセサリーは結婚指輪や一連の真珠のみ。
    • 子供:制服または黒・紺・グレーの地味な服。
  • 法要
    • 初七日・四十九日:葬儀同様の喪服。
    • 一周忌以降:喪服または濃紺・グレーの平服(三回忌以降は平服が一般的)。
  • 注意
    • 急な場合はダークスーツ可(ジーンズ、TシャツはNG)。
    • バッグや小物は黒や地味な色。ブランドロゴや派手な装飾は避ける。

(3) 香典

  • 金額の目安(葬儀・法要共通)
    • 知人・同僚:3万円~5万円
    • 親しい友人・上司:5万円~10万円
    • 親族:10万円~30万円
    • 注意:4(死)、9(苦)を連想させる金額は避ける。
  • 香典袋
    • 仏教
      • 通夜~四十九日前:「御霊前」。
      • 四十九日以降:「御仏前」(浄土真宗は最初から「御仏前」)。
      • 蓮の絵柄の袋を使用。
    • 神道:「御玉串料」「御榊料」「御神前」。白無地または白黒の水引(結び切り)。
    • キリスト教:「御花料」「お供え」。白無地の封筒。
    • 無宗教:「御供物料」「お供え」。白無地が無難。
  • 包み方
    • 旧札を使用(新札は「死を予期していた」と見なされるためNG)。
    • 中袋に住所、氏名、金額(漢数字:例「金伍萬円」)を記入。
    • 袱紗(黒、グレー、紺)に包む。
  • 渡し方
    • 受付で袱紗から取り出し、相手の名前が見える向きで渡す。
    • 「この度はご愁傷さまでございます」と一言。
  • 法要特有の注意
    • 三回忌以降は香典を省略する場合も(遺族に確認)。
    • 遺族が香典を辞退する場合も事前確認。

(4) 持ち物

  • 仏教:数珠(宗派専用が望ましいが一般的な数珠で可)。
  • 共通:白または黒のハンカチ、メモ帳・ペン(日程や連絡先用)。
  • 注意:神道、キリスト教、無宗教では数珠不要。

3. 通夜のマナー

通夜は、ご遺族や故人さまと親しかった人たちが、故人さまとの別れを惜しみながら、一緒に過ごす時間です。

  • 到着
    • 開始15~30分前に到着。遅刻は厳禁。
    • 受付で香典を渡し、記帳(氏名、住所を丁寧に)。
  • 席次
    • 親族は前方、参列者は後方。案内された席に静かに着席。
  • 儀式
    • 仏教
      • 焼香:抹香を少量つまみ、香炉にくべる(宗派による回数:浄土真宗は2回・額にいただかない、浄土宗は2~3回・額にいただく場合あり)。
      • 数珠を持ち、遺影に一礼、遺族に一礼。
    • 神道
      • 玉串奉奠:玉串を奉納し、二礼二拍手一礼。
    • キリスト教
      • 献花:白い花を祭壇に供え、黙祷。
    • 無宗教
      • 献花や黙祷。遺族の指示に従う。
  • 通夜振る舞い
    • 遺族が用意する軽食。一口でもいただくのがマナー。
    • 長居せず、1~2時間で退出。
  • 注意
    • 携帯電話は電源オフまたはマナーモード。
    • 私語や大きな音を避ける。

4. 葬儀・告別式のマナー

葬儀は、亡くなった方の冥福を祈る儀式になり、告別式は故人さまとの最後のお別れをする儀式になります。

  • 流れ
    • 受付、焼香、着席は通夜と同様。
    • お花入れ:菊などの花を棺に供える(遺体に触れない)。
    • 出棺:霊柩車を見送り、合掌または一礼。
  • 宗派ごとの儀式
    • 仏教:焼香(宗派により回数や作法が異なる)。
    • 神道:玉串奉奠、二礼二拍手一礼。
    • キリスト教:献花、讃美歌、祈祷。
    • 無宗教:献花、黙祷、スピーチなど。
  • 注意
    • 葬儀は通夜より厳粛。服装や態度はより丁寧に。
    • 遺族への挨拶は簡潔に。

5. 火葬のマナー

  • 参列
    • 親族や親しい人だけが同行する場合が多い(事前確認)。
  • 流れ
    • 炉前焼香(仏教の場合)や黙祷。
    • 骨上げ:2人1組で箸を使い骨を骨壺に納める(地域や宗派で異なる)。
  • 注意
    • 火葬場では静粛に。飲食・喫煙は禁止。
    • 遺族の指示に従い、落ち着いて行動。

6. 葬儀後の法要のマナー

(1) 法要の種類

  • 初七日:亡魂の7日目(繰り上げで葬儀当日に行うことが多い)。
  • 四十九日:忌明けの重要法要。
  • 百か日:簡素な場合が多い。
  • 年忌法要:一周忌(1年後)、三回忌(2年後)、七回忌など。
  • お盆・お彼岸:先祖供養や墓参り。

(2) 参列の準備

  • 招待:親族や親しい人中心。案内状で参加を確認。
  • 服装
    • 初七日・四十九日:喪服。
    • 一周忌以降:喪服または地味な平服(濃紺、グレー)。
  • 香典:葬儀と同額またはやや少なめ。遺族が辞退する場合も。

(3) 当日のマナー

  • 到着・受付:開始15~30分前。香典を渡し、記帳。
  • 儀式
    • 仏教:読経、焼香(宗派ごとの作法に従う)。
    • 神道:十日祭、五十日祭などで玉串奉奠。
    • キリスト教:追悼ミサ、献花、祈祷。
    • 無宗教:献花、黙祷、自由な形式。
  • お斎(会食)
    • 遺族の好意。一口でもいただき、1~2時間で退出。
  • お墓参り
    • 墓石に水をかけ清める。花や線香を供え、合掌。
    • 供物は持ち帰る(鳥や虫防止)。

(4) 宗派ごとの法要マナー

焼香は仏式になります。献花はキリスト教式になります。それぞれ宗派によってさまざまな方法があります。

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宗派香典の表書き儀式数珠注意点
浄土真宗御仏前焼香(2回、額にいただかない)門徒念珠「ご冥福」は避ける
曹洞宗御霊前(四十九日まで)/御仏前焼香(2回、額にいただかない)一般数珠静粛に
浄土宗御霊前/御仏前焼香(2~3回、額にいただく場合も)一般数珠念仏に参加
日蓮宗御霊前/御仏前焼香(2~3回)、題目唱和一般数珠題目に参加の場合も
神道御玉串料/御霊前玉串奉奠、二礼二拍手一礼なし蓮の絵柄NG
キリスト教御花料/お供え献花、祈祷、讃美歌なし「ご冥福」は避ける
無宗教御供物料/お供え献花、黙祷、自由形式なし遺族の意向を確認

7. 宗派ごとの詳細マナー

  • 仏教
    • 数珠:宗派専用が望ましいが、一般数珠で可。両手で持つ(浄土真宗は両手にかける)。
    • お悔やみの言葉:「心よりお悔やみ申し上げます」が無難。浄土真宗では「ご冥福」は避ける。
  • 焼香:宗派により回数や作法が異なる(例:浄土真宗は2回、額にいただかない。浄土宗は2~3回、額にいただく場合あり)。
  • 神道
    • 玉串奉奠:玉串を奉納し、二礼二拍手一礼。
    • 注意:仏教用語(ご冥福、成仏)は避け、清潔な服装を。
  • キリスト教
    • 献花:白い花を祭壇に供え、黙祷。
    • 注意:「ご冥福」は避け、「安らかな眠りをお祈りします」が適切。
  • 無宗教
    • 遺族の意向に従う。献花や黙祷が一般的。
    • 服装や香典は遺族に確認。

8. やってはいけないこと

  • 服装:派手な色、柄物、カジュアルな服(ジーンズ、Tシャツ)はNG。
  • 言動
    • 「死」「苦」など縁起の悪い言葉、死因の詮索は厳禁。
    • 宗派に合わない言葉(例:浄土真宗で「ご冥福」、神道で仏教用語)。
  • 香典:新札、4や9の金額、蓮の絵柄(非仏教の場合)はNG。
  • 態度:私語、携帯電話の使用、長居は避ける。

9. 特殊なケース

  • 遠方で参列できない場合
    • 弔電:NTTや葬儀社で手配。「謹んでお悔やみ申し上げます」など簡潔に。
    • 香典:現金書留で郵送。手紙を添える。
  • オンライン葬儀・法要
    • マスク着用、画面越しでも厳粛な態度。
    • 香典は郵送または振込(遺族の指示に従う)。
  • 子供連れ
    • 制服または地味な服。騒がないよう事前指導。
    • 長時間の法要では預ける選択肢も。

10. 遺族への気遣い

  • お悔やみの言葉
    • 「心よりお悔やみ申し上げます」が無難。
    • 励ましの言葉(「元気を出して」)や長話は避ける。
  • 香典返し
    • 法要後に届く場合、お礼を電話や手紙で伝える。
  • 後日のフォロー
    • 数日~数週間後に手紙や電話で遺族を気遣う。

11. 地域・慣習の違い

  • 香典の金額や法要の規模は地域で異なる(例:関西は高額、沖縄は独自の供養文化)。
  • 宗派が不明な場合
    • 香典は白無地に「お供え」。
    • 遺族や葬儀社に確認し、指示に従う。

12. まとめ

葬儀と法要のマナーは、故人への敬意と遺族への配慮が基本です。服装は喪服または地味な平服、香典は宗派に合わせた表書きと旧札で、儀式(焼香、玉串奉奠、献花)は宗派や遺族の指示に従います。事前に宗派や慣習を確認し、静粛で誠意ある態度を心がけましょう。

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