西宮市、芦屋市で大切な想いをつなぐお葬式

棺のご案内

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棺の種類一覧

お客様のご希望にそえますよう、様々な種類の棺をご用意しております。宗派・金額等に合わせて最適なお棺をご用意させていただくこともできますので、お気軽にスタッフにお尋ね下さい。

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【白山ホワイト】
繊細な模様が白地に映える仕上がり。
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【白花ホワイト】
細かな小花が可愛らしいデザインです。
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【平花ホワイト】
心が癒されるような美しい花模様。
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【すみれホワイト】
所々にすみれの花が描かれたデザイン。
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【浪 漫(ロマン)】
優しさが漂う、花が美しく舞うようなデザインです。
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【銀閣】
横たわる格調が静かに語りかけてくるような風格あるデザイン。
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【嵐山(らんざん)】
見守られているようなやさしげな雰囲気です。
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【スターチス】
繊細なるおもむきと重厚がある、洋風デザインの棺です。
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【四季】
様々な四季の花が描かれたデザイン。
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【グラジオラス】
クラシカルな雰囲気が漂う、おしゃれなデザインです。
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【カトレア】
純粋さが安らぎを呼びます。軽量タイプ。
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【唐松五面彫刻棺】
格調高い、気品の溢れる美しい仕上がり。

※写真はイメージです。

葬儀における棺(ひつぎ)は、故人を納めるための容器であり、葬送儀礼において重要な役割を果たします。日本を中心に、棺の種類、素材、用途、文化的背景、現代のトレンドなどをわかりやすく丁寧に解説します。

1. 棺とは?

棺は、故人の遺体を安置し、葬儀や火葬、埋葬の際に使用される容器です。日本の葬儀では、遺体を清潔に保ち、尊厳を持って送り出すための道具として、昔から欠かせない存在です。棺は、宗教や地域、家族の希望によって形状、素材、装飾が異なります。

1-1. 棺の役割

遺体の保護: 遺体を外部の環境から守り、腐敗を遅らせる。

儀式的役割: 故人を敬い、送り出すための象徴的な存在。

搬送の役割: 火葬場や墓地への移動を安全に行う。

文化的意義: 宗教や地域の慣習に基づき、故人の旅立ちをサポート。

2. 棺の種類

日本では、棺の種類は用途やデザイン、価格帯によって多岐にわたります。以下に代表的なものを紹介します。

2-1. 素材による分類

木製棺

特徴: 最も一般的で、木材の種類によって価格や質感が異なる。

素材例

桐(きり): 軽量で防湿性が高く、火葬時に燃えやすいため日本で広く使用される。比較的安価。

杉・松: 地域の木材を使用し、シンプルなデザインが多い。

高級木材(ケヤキ、桜、ウォールナットなど)装飾性が高く、豪華な葬儀に使われる。

メリット: 自然素材で環境に優しく、火葬に適している。

価格帯: 数万円(桐の簡易棺)~数十万円(高級木材)。

布張り棺(布棺)

特徴: 木製の枠に布(白や黒のサテンなど)を張ったもの。洋風の葬儀やキリスト教式でよく使われる。

メリット: 見た目が柔らかく、装飾性が高い。色や柄のカスタマイズが可能。

価格帯: 10万円~30万円程度。

金属製棺

特徴: ステンレスやアルミニウム製で、主に欧米の土葬文化で使用される。日本では火葬が主流のため稀。

メリット: 耐久性が高く、長期保存が可能。

デメリット: 火葬には不向きで、日本ではほぼ使われない。

段ボール棺

特徴: 環境に配慮したリサイクル可能な素材。近年、エコ意識の高まりから注目されている。

メリット: 低コスト(1万円~5万円)、軽量、火葬に適している。

デメリット: 見た目の簡素さから、格式を重視する葬儀には不向きとされる場合も。

2-2. 形状による分類

和式棺(長方形): 日本伝統のシンプルな長方形の箱型。火葬を前提とした設計。

洋式棺(六角形・八角形): 欧米風のデザインで、肩部分が広く、足元が細くなる形状。キリスト教や無宗教の葬儀で人気。

カプセル型棺: モダンなデザインで、遺体を密閉する構造。海外や特殊な葬儀で使用される。

2-3. 用途による分類

火葬用棺: 日本で主流。燃えやすく、軽量な素材が選ばれる。

土葬用棺: 海外や一部地域で使用。耐久性や密閉性が重視される。

仮棺(安置用): 遺体を一時的に安置するための簡易棺。火葬前に使用される。

3. 日本の葬儀における棺の使われ方

日本の葬儀は主に仏教式が一般的で、棺は以下のような流れで使用されます。

3-1. 納棺(のうかん)

概要: 故人を棺に納める儀式。家族や親族、納棺師が参加する。

流れ

  1. 遺体清拭(せいしき): 遺体を清め、死装束(白装束や故人の愛用品)を着せる。

  2. 副葬品の準備: 故人の愛用品や花、写真などを棺に一緒に入れる。火葬を考慮し、燃えにくいものは避ける(例: 金属、ガラス)。

  3. 納棺: 遺体を丁寧に棺に安置し、蓋を閉める。

ポイント: 納棺師が専門的に行う場合も増えており、故人の尊厳を保つための丁寧な作業が求められる。

3-2. 通夜・葬儀

棺は祭壇の前に安置され、参列者が故人との最後の対面を行う。

お別れの儀式: 棺に花や故人の好きだったものを入れ、別れを告げる(お別れの花)。

蓋の扱い: 通夜では蓋を開けたままにすることが多く、葬儀で閉めるのが一般的。

3-3. 出棺

棺を霊柩車で火葬場へ搬送。家族や親族が同行し、故人との最後の時間を過ごす。

出棺前に、家族が棺に釘を打つ「釘打ちの儀式」を行う場合もある(地域や宗教による)。

3-4. 火葬

日本では火葬が主流のため、棺は遺体とともに火葬炉で焼却される。

火葬後は骨壺に遺骨を納め、墓地や納骨堂へ安置される。

4. 棺の選び方

棺を選ぶ際は、以下のポイントを考慮します。

4-1. 予算

簡易な桐棺は数万円、高級な布張りや装飾棺は数十万円。

葬儀社が提供する葬儀プランに棺が含まれる場合も多い。

4-2. 宗教・宗派

仏教: シンプルな木製棺が一般的。

キリスト教: 布張りの洋式棺が好まれる。

神道: 木材(特に檜や杉)を使用し、シンプルで自然を重視。

無宗教: デザインやエコ性を重視した自由な選択が可能。

4-3. 故人の希望や家族の意向

故人が生前に好んだ色や素材、環境への配慮を反映する場合も。

家族の価値観や地域の慣習も影響。

4-4. 葬儀の形式

家族葬や直葬(火葬のみ)ではシンプルな棺が選ばれやすい。

盛大な葬儀では装飾性の高い棺が選ばれることも。

5. 現代のトレンドと変化

近年、棺や葬儀のあり方に変化が見られます。

5-1. エコ棺の普及

段ボール棺や竹製棺など、環境負荷の低い素材が注目。

火葬時のCO2排出を抑えるため、燃えやすい素材が選ばれる。

5-2. カスタマイズ棺

故人の趣味や個性を反映したデザイン(例: 好きな色の布張り、スポーツや音楽のモチーフ)。

写真やメッセージを印刷した棺も登場。

5-3. シンプル化

直葬や家族葬の増加に伴い、低コストでシンプルな棺の需要が高まる。

葬儀費用を抑えるため、棺にこだわらない選択も。

5-4. 海外の影響

欧米風の豪華な布張り棺や、土葬用の金属棺が一部で導入される。

無宗教葬の増加により、自由なデザインの棺が増加。

6. 棺に関する文化的背景

6-1. 日本の伝統

仏教や神道の影響で、棺は「故人の魂を次の世界へ送る道具」とされる。

木材(特に桐)は清らかさや軽さを象徴し、火葬文化に適している。

6-2. 地域差

沖縄では、土葬の伝統が残る地域もあり、木製の頑丈な棺が使われる。

都市部では火葬が一般的で、軽量な棺が主流。

6-3. 海外との比較

欧米: 土葬が多いため、金属製や豪華な木製棺が一般的。棺は墓に埋葬される。

アジア(中国・韓国): 火葬や土葬が混在し、装飾性の高い棺が使われることも。

7. 棺に関するQ&A

棺の平均価格は?

桐棺: 3万~10万円

布張り棺: 10万~30万円

段ボール棺: 1万~5万円

高級木材棺: 30万~100万円以上

副葬品は何を入れられる?

燃えやすいもの(花、紙、布製品、故人の愛用品)が一般的。

燃えないもの(金属、プラスチック、ガラス)は火葬場のルールで禁止される場合が多い。

棺はレンタルできる?

一部の葬儀社では、火葬前に使用する仮棺をレンタル可能。ただし、火葬用棺は基本的に使い捨て。

自分で棺を作ることは可能?

可能だが、火葬場の規定(燃えやすさ、サイズ)に適合する必要がある。事前に葬儀社や火葬場に相談を。

8. 注意点とアドバイス

事前相談: 葬儀社に予算や希望を伝え、適切な棺を選ぶ。

火葬場の規定確認: 地域の火葬場によって、棺のサイズや素材に制限がある場合も。

家族の意向を尊重: 故人の希望や家族の価値観を反映させ、納得のいく選択を。

エコ意識: 環境に配慮した棺を選ぶことで、故人の遺志を反映できる場合も。

9. まとめ

棺は、故人を尊厳を持って送り出すための重要なアイテムです。日本では火葬文化を背景に、桐や段ボールなどの燃えやすい素材が主流ですが、宗教や地域、個人の希望によって多様な選択肢があります。予算や葬儀の形式、故人の個性を考慮し、適切な棺を選ぶことが大切です。また、現代ではエコやカスタマイズのニーズも高まっており、棺の選択肢はさらに広がっています。

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